PERSON

BPグループ
大熊 慎吾
SHINGO OKUMA
  • 2013年入社
  • 鋼材第三本部
    薄板部薄板課

鉄鋼メーカー、お客様と一緒になって、様々な要望を形にしていく

 
 
 

商社を選んだ理由は?

就職活動が始まり、初めて商社で働く父から「商社は面白い。一から様々な取引先をアレンジしてビジネスを作っていける」と聞いて、商社業界に興味を持ちました。
その中で就職活動期間中に出会ったMISI社員の方々の仕事に対する熱い想いに強く惹かれ、MISIへの入社を決めました。

入社してからの仕事は?

2013年4月に入社して、最初に配属された部署は、薄板と呼ばれる、薄い鉄板を国内のお客様向けに販売する鋼材第二本部薄板部薄板課(現鋼材第三本部薄板部薄板課)です。2年目からは伊藤忠商事・丸紅の両株主会社との人材交流プログラムの一環で、丸紅に2年間出向し、その後入社時に配属された薄板課に戻ってきました。
丸紅への出向は両社の若手の人材交流ということで、丸紅の中でも鉄鋼の原料となる鉄鉱石を扱う部署に出向しないかという話を当時の課長からいただき、貴重な経験ができるチャンスだと思い手を挙げました。また丸紅での出向期間中、西豪州の鉄鉱山へ現地視察に行かせてもらう機会があり、実際に鉄鋼ビジネスにおける商流の最上流をこの目で見ることができたことは、自分にとって掛け替えのない経験となってます。
薄板課の仕事は、鉄鋼メーカーとお客様の間に立って、両者の要望や注文を聞きながらニーズを捉え、いかにお客様の必要な時に必要な鋼材を供給するかを様々な関係者と協力し、調整することです。また、新規顧客を獲得するために営業活動もしています。薄板課のお客様は幅広く、基本的に家電メーカー、自動車メーカー向け以外の鋼材を扱う多くの国内のお客様は全て担当しています。
国内営業は、お客様との距離が近いからこそお客様のニーズをより正確に掴むことが重要になります。メールや電話、打ち合わせでコミュニケーションをとることはもちろん、時にはプライベートでも食事やゴルフを共にすることでより親密な関係を構築し、他社よりも重要な情報をいただける場合もあります。

印象に残っていることは?

国内営業は一般的に各商社が固定客先を持つため、新規のお客様の獲得はとても難しいのですが、あるお客様のところに2年間足繁く通うことで信頼を勝ち取り、他の商社と行っていた商売をMISIに切り替えてもらうことに成功したことがありました。お客様に気に入ってもらったためそのような結果を残せたのですが、その為には日々「アンテナを高く持つ」ことを強く意識していました。情報に対するアンテナを高く持つことによって、新たな情報をいち早くキャッチし、そこから想定されるお客様のニーズを見つけ出し、誰よりも早く動く。そんなビジネスへの嗅覚を高めることが、新規ビジネス獲得のチャンスになると考えています。

MISIの強みは?

海外の現地法人や支店、グループ会社も含めて、拠点が多いという点が強みだと思います。拠点が多いことで情報源も多くなるため、MISIグループ全体として、お客様のニーズをより正確に把握し、幅広い提案をすることができると考えております。また、他部署と連携をとることで、お客様に対して新たな提案をしたり、組織で攻めることができたりする強みも感じています。最近でも、隣の電磁鋼板という変圧器や回転機(モータ)に用いられる特殊な鋼板を扱う課のお客様にヒアリングした結果、私たちが扱う鋼材も使用されていることが判明し、その課と協力し新たな商売を作り出すことができました。このようにシナジー効果を発揮し、商売を強化・創出していきたいと考えています。

今後チャレンジしたいことは?

現在は、国内ビジネスの部署にいますが、現在の部署も3年目となるので、将来的には海外のビジネスに関わりたいと思っています。私が経験している国内営業で当たり前となっていることが、そのまま海外で通用するとは思いませんが、国内営業の基本的な営業の仕方や鉄鋼業界の知識、ノウハウといった経験は海外営業でも活かせると考えています。海外ビジネスを経験した後には、海外で経験したことを改めて国内で活かせるようにしたいと考えています。
 
OFF TIME
ゴルフが好きなので、土日はゴルフに出かけることもありますが、平日はなかなか家族とゆっくり過ごせていないので、土日には家族と公園に行ったり、ショッピングや横浜中華街・銀座などに出かけたりして、過ごすようにしています。また、子供がスイミングを始めたので、一緒にプールに出かけたりもしています。