こちらでは、過去皆さんからいただいたご質問の中で、特に多い内容についてお答えします。

選考について

新卒採用への応募資格を教えてください。
BPグループ採用・APグループ採用共に募集要項に記載の応募資格の年月までに4年制大学または大学院を卒業、または卒業見込みで、正社員としての職歴がない方を対象としています。またMISI役員・社員に両親・兄弟姉妹がいる方はご応募いただけません。
現在外国の大学に留学しています。選考に参加することは出来るでしょうか。
募集要項に記載の応募資格の年月までに4年制大学または大学院を卒業、または卒業見込みで、正社員としての職歴がない方であれば、大学は国内外を問いません。従って、選考に参加することは可能です。但し、現時点では留学生採用として国内の大学生と別の時期に選考を行う予定はございませんので、国内の大学生の皆さんと同じ日程で応募いただくようお願いします。
外国籍の留学生の採用はありますか。
MISIの採用基準に国籍は関係ありません。選考に関しては、日本人学生と同じ基準・スケジュールで受験していただきます。実際に、外国籍で入社している社員もいます。尚、日本以外の海外現地法人、海外支店などの採用については、直接現地にお問い合わせください。
選考に際して、有利な性別・学校・学部・学科、資格などはありますか。例えば、理系や院生は文系の学部生に比べて不利であるとか。
MISIの選考は、「今」何が出来るかということではなく、「将来」何ができるのかというポテンシャルを重視する人物本位での採用を行っており、選考にあたって、性別、学校・学部・学科等による有利/不利はありません。また、特別に求められる資格等もありません。
選考の実施場所はどこですか。
BPグループ採用は、エントリーシート提出・試験受験後に面接を複数回受験いただきます。一次面接は、東京、大阪での実施を予定しています。それ以降の選考については、詳細決定後、MY PAGEを通じてご連絡致します。
商社は英語が出来ないと入れない、というイメージがありますが実際にはどうなのでしょうか。
確かに、MISIは海外ビジネスが大きな比重を占めており、英語力は重要と考えていますが、MISIは人物本位での採用をしていますので、それのみで合否を判断することはありません。 但し、英語力は商社業務において不可欠ですので、内定後、積極的に英語力を向上させたいという意欲のある方に是非挑戦してほしいと思います。

配属について

配属はどのようにして決定されるのですか。
内定後、社内の各部署の業務説明を行います。その後配属希望について面談を行った上で、最終的には、本人の希望、個人の特性、および各部署のニーズの3つを総合的に判断し配属を決定します。
商社は一度配属されたらずっとその部署から異動することは無いと聞いたのですが、実際のところどうなのでしょうか。
MISIが最も大切にする資産は「人」であり、「人」を育てることに注力しています。具体的には、MISIは社員の人材育成ガイドラインを設けており、その中で、計画的に様々な経験を積む育成ローテーションをルール化し、社員一人ひとりの能力・パフォーマンスの向上を目指しています。従って、一度配属された部署で働き続けるということはありません。また、「キャリアデザイン申告制度」を設け、年に一回異動希望やキャリアビジョンを上司へ申告する制度もあります。
商社では、よく「出向」という言葉を耳にするのですが、「出向」とは何ですか。
「出向」とは、MISIに籍を置きながら、他の会社に勤務することを言います。MISIには国内外に事業会社が約150社あり、その半数以上に対し社員を経営者として派遣しています。MISIはグループ経営を重視しており、事業会社に出向者を派遣して経営を行うことはきわめて重要なミッションです。「出向」して会社の経営を担う経験をすることは、海外駐在などと同様に、商社においては重要なキャリアパスの一つです。
APグループ社員からBPグループ社員への転換は可能ですか。
可能です。
当社では、社員の適性・希望やライフステージに応じてAPグループ社員、BPグループ社員双方向の転換を可能とし、人材の多様な活用を進めています。
また、APグループのうち希望する方は、適性や習熟度等を踏まえて、転勤のない総合職として営業や企画立案などBPグループと同様の職務を担い、将来的には課長・チーム長までの就任を可能とする制度もあります。

海外について

将来、海外駐在をしたいのですが、実際のところどのくらい可能性があるものなのでしょうか。入社後何年目くらいで行けるものでしょうか。
MISIは、海外52カ国に88の拠点を持っており、全世界にそのビジネスフィールドが広がっています。ちなみに、当社のBPグループ社員のうち海外で勤務している社員の比率は約25%。約4人に1人が海外で勤務していることになります。これは鉄が「産業の米」といわれるように、世界中で必要とされている基幹素材であるからです。 また、2011年より「グローバル人材育成強化策」を導入し、入社10年以内のBPグループ社員全員の海外勤務をガイドライン化しましたのでBPグループ社員全員にそのチャンスが与えられます。
海外研修生制度について教えてください。
MISIには、BPグループ社員を対象に2つの海外研修生制度があります。
一つ目は「海外実務研修生制度」で、将来の海外駐在員育成のため2年程度研修生として派遣し、海外現地法人等でのOJTを通じて、当該地域における商品知識・業界知識・関連法制度等を習得するものです。
二つ目は「海外語学研修生制度」です。これは、英語以外の語学を対象として2年程度の期間、現地の大学等への派遣、海外現地法人等でのOJTにより、業務上必要とされる語学力を習得するものです。

福利厚生について

独身寮や社宅はありますか。
BPグループ採用の新入社員を対象に、希望する社員は原則全員独身寮への入寮が可能です。また社宅は、転勤を伴う人事異動を命じられた社員を対象としています。
福利厚生制度にはどのようなものがありますか。
MISIでは『ワーク・ライフ・バランス』、すなわち仕事のみならず充実した私生活を送ることが、社員の最大限の能力を引き出すことにつながると考えており、育児や介護関係を始め、法定の内容よりも手厚い制度を設け、社員が安心して働ける制度を用意しています。
会社に入っても、部活やサークル活動をしていきたいと思っていますが、そのような機会はありますか。
MISIには、相互会と呼ぶ「体育」「文化」両方のサークルがあり、現在は23団体、のべ470名の社員が参加しています。社員が心身のリフレッシュを行うことは、会社にとっても非常に重要であり、各相互会には、活動経費の一部として交付金を支給しています。

MISIについて

MISIが設立された経緯について教えてください。
MISIは2001年10月に、伊藤忠商事、丸紅のそれぞれの鉄鋼部門の部門統合により設立されました。統合の狙いは、スケールメリットや両社の持つ強みを活かして大きくシナジー効果を発揮していくことでした。
その後、伊藤忠商事出身、丸紅出身というバックグラウンドの違いを乗り越え、事業分野や商品・マーケットなど様々な面で統合効果を発揮し、社員一丸となって業界No.1のポジションを築く好業績を挙げてきました。統合に踏み切っていなければ、これまでの好業績は達成できなかったといえるでしょう。
伊藤忠商事、丸紅との関係はどのようになっていますか。
現在、伊藤忠商事、丸紅に鉄鋼製品を扱う部門は無く、MISIがその役割を担っています。尚、総合商社は、扱っている商品により部門に分かれていますので、MISIに入社することは、いわば「総合商社において、鉄鋼部門で仕事をする」ことと同様と考えてもらえれば、分かりやすいと思います。

その他

伊藤忠商事や丸紅と交流はあるのですか。
MISIは「伊藤忠商事と丸紅の鉄鋼部門」の役割を担っていますので、両社のその他の部門と共同でビジネスを展開しており、人材交流、情報交換が日々行われています。 また、社員同士の交流という意味では、新入社員時には、伊藤忠、丸紅それぞれの新入社員と友好を深めるための懇親会が開かれたり、伊藤忠、丸紅、MISIの三社の労働組合の合同イベント(地引網、スキー・スノーボード合宿)が開かれたりしています。