PERSON

BPグループ
木村 太一
TAICHI KIMURA
  • 2014年入社
  • 経理部
    決算管理チーム※2019年3月31日時点の所属部署です。

若手から海外へ、管理部門での駐在経験

 
 
 

MISIに入社したきっかけは?

学生時代にCISVという国際交流のボランティア活動を通じて興味を持った「海外」で活躍できること、また「将来経営者になりたい」ということ。この2つの希望を実現できる企業が商社だと考え、商社業界を中心に就職活動をしていました。さらに、漠然とですが、社会の基盤となる規模の大きな仕事に携わりたいと思っていたので、「インフラ」「エネルギー」のいずれにも関わることができる鉄鋼総合商社であるMISIを選びました。

これまでのキャリアと現在の業務内容

現在、入社5年目となりますが、最初の2年半は営業経理という部署で、主に鋼板を海外へ輸出する営業課を担当し、日々の支払検証から担当本部の決算分析まで、数字を通してあらゆる形で営業のサポートを行っていました。3年目から海外実務研修生として米国ヒューストンにある鋼管本部の事業会社に1年半派遣されました。アメリカでの駐在中は、審査・財務・内部統制業務を中心とした経理以外の管理業務全般を経験することができ、日本への稟議案件や事業投資管理まで幅広い業務を学んでいました。上司とキャリアについて話す度に「海外に行きたい」と伝えていたため、海外で働くという希望が早いタイミングで叶って嬉しかったです。 その研修が昨年の4月に終わり、経理部決算管理チームに帰任しました。決算管理チームは元々MISI単体の決算を管理していた主計チームと、事業会社も含めたグループ全体の決算を管理する連結決算チームを統合した部署であるため、私は本社の単体決算を主に担当しながらも連結決算の一部も担当しています。

印象に残っているエピソードは?

海外研修中の事業投資管理案件が印象に残っています。我々の事業投資先で2期連続赤字となった会社がありました。我々が出資元としてその会社をどのようにサポートしていけるのか考えなくてはならない立場でありながら、今後の計画レビューの作成時には、リストラなど人事に関わる厳しい質問をしなくてはいけないという機会がありました。そんな状況の中、私はそれまで全く面識の無かったその会社の社長にいきなりメールで質問をしてしまいました。 それを知った当時の営業の上司から呼び出され、「ビジネスは機械が作業をしているわけではなく、血が通った生身の人間がやっているものだから、一度も会ったことがない君がいきなりメールで済まそうとするのは相手に対して敬意を欠いている」と注意されました。私は自分の軽率さに気づき、同時にビジネスは血の通った「ヒト対ヒト」のコミュニケーションが大切であると再認識し、ビジネスは「論理だけではない」「数字だけではない」ものだと強烈に感じました。

MISIの魅力は?

3年目で海外実務研修生として海外に派遣されましたが、派遣先で出会う他総合商社の駐在員の多くの方よりも自分の年次が若かった印象が残っており、若手の早い時期から海外駐在を経験できる機会が多いという点はMISIの魅力だと感じています。 また、総合商社の方と話をする中で感じることは、MISIはよりトレードに重きを置いた商社であるということです。お客様と直接関わりながら商売を行うため、総合商社が行っているような事業投資を中心とした数字の戦いよりも、出張や駐在などの現場の最前線を経験できる機会が豊富にあり、他商社よりもビジネスの感覚を磨けるチャンスは多いと思います。 MISIは若手でも自分のやりたいことがやれる環境があり、部署によって多少裁量の幅が異なることはありますが、「この方向で進めたい」という担当業務の最初の舵取りは若手発信で進むことが多いです。
 
OFF TIME
普段はあまり外に出ることは多くなく、NetflixやAmazon Primeでドラマを観て過ごしています。研修中にはよく旅行にも行き、Yellow StoneやYosemiteなどの国立公園も行きました。